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2009年8月10日 (月)

国立演芸場

上席10日間の千秋楽。

寄席は普段ご一緒しない方々と楽屋が一緒なのでこれまたいい。
連日、小駒さん、弥助さん、志ん丸さんとあれこれ喋って面白かった。

前半の内海桂子師匠の出番が僕の後。
連日、僕が高座を下りると「師匠に似てきていいねぇぇ~」と。
次の日は「師匠が亡くなってどれくらい経つの?師匠にはお世話になったのよぉ~」と。
こちらがどう答えていいかわからないのでもごもごしているうちに高座向かっていかれた。

たぶん僕を誰かと勘違いしている・・・誰だろうと考える。
最終日。どう正しいことを伝えればいいのか。
例えば、「誰と勘違いしてますか? 」とか「さぁ私は誰でしょう?」とも言えない。
ん~どうすればいいのか。
桂子師匠が天気の話をしているのに、それに「雨ですね、ところで私のことで・・・」と出番直前に話すのもなんだか。。。。
しどろもどろしているうちに、今日もまた話が噛み合わないまま桂子師匠は高座へ。まぁこういうことも・・・まぁしょうがない。と

楽屋で着替えていると、モニターから「今出た、彦いちさんねぇ、立派になってねぇ、ちょっと出てきてくれるかしら~」。前座さんも舞台袖から飛んできて「桂子師匠が舞台でお呼びです!」
うぉっつ。
着物の帯を締めながら舞台に出て行く。
桂子師匠が「あのね、この人の師匠には寄席の後よく声かけていただき、おそばやらお酒やらご一緒させてもらってねぇ~。お弟子さんがこんな立派になって~師匠亡くなってどれくらいかしら?」

お客さんもフムフムとうなずいている。
まさか舞台でこんな状況になるとは。。「あの~僕、彦いちです」。
「知ってるわよ!そんなこと。彦六師匠のとこの。」
「あぁ~そ、そいういうことですね。」
「何が?」
「いえ、僕の大師匠にあたります。僕孫弟子にあたりますので・・・師は木久扇です」
「あらそうなの。ずっと彦六師匠だと思っていたわよ。しかし彦六師匠に似てるわねぇ」
「え!?そうなんすか。あ、あ、ありがとうございます」。

よくわからない汗が出た。ありがとうございました。。。

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